【Heroes of Maviaとは】P2Eゲームの革命となるか？詳細紹介！

この記事は2022年1月13日に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

皆さん、さいきんゲーム、してますか？

今回ご紹介するのはHeroes of MaviaというPlay to Earn系ゲームです！

Play to Earn（P2E）とは

「遊んだり、取り組んだらお金が得られる仕組み」のこと。主にゲームをプレイして収益を得ることを指す。近年、ゲームのみで生計を立てる人が現れるようになった。有名なゲームではフィリピンで大流行中のAxie infinityがある。

このゲーム、調べれば調べるほどめちゃくちゃ興味を惹かれる内容でしたので、注目すべき点をまとめました！

Heroes of Mavia公式サイトはこちら

https://www.mavia.com/

INDEX

Heroes of Maviaとは（ゲームコンセプト）
何をするゲーム？
トークン設計（Tokenomics）
1．NFTとゲームの連携がすごい！
2．コミュニティの盛り上がりがすごい！
3．パートナー企業がすごい！
競合他社（ライバル）との違い
考察：ゲームプレイを頑張らなければならないのか？
【2022年2月3日に終了済み】ホワイトリストも募集中
【2022年3月10日追記】Mavia Eliteが始動！
各種リンク

Heroes of Maviaとは（ゲームコンセプト）

Heroes of Maviaとは、SkriceStudios社が開発中のオンラインRTSゲームです。

RTSゲームとは

リアルタイムストラテジーゲームの略で、ゲーム時間が一切止まることなく多くのキャラクターなどに指示を与えるゲーム。とっさの判断力、すばやい操作、高い戦略などが求められる。

SkriceStudios社の概要

Skrice社は、アートスタジオとゲーム開発スタジオの買収・合併によって設立され、現在ベトナムのハノイを拠点に、ブロックチェーンゲームを中心に開発しているスタジオ。

Heroes of Maviaの特徴をかんたんに表すならずばり、

ブロックチェーンで実現される、本格RTSゲーム！
ゲームをプレイすることで報酬が得られるPlay to Earnを採用！

といった感じ。

何をするゲーム？

Heroes of Maviaでは自分だけの基地や軍隊を作ることができ、基地の整備、キャラクターの配備、他のプレイヤーと戦うなどいろいろなことができます。

自分だけの軍隊を作るゲームというと、有名なクラッシュオブクランを思い浮かべる方もいるかもしれません。

Heroes of Maviaはまさにその手のゲームです。

この大人気ジャンルをブロックチェーン上で実現しようとしているのがHeroes of Maviaなんですって！

そしてこのゲームのすごいところはPlay to Earnである点！

普段からプレイしたり、相手の基地を攻撃したり、自分の基地を防衛することで報酬が得られる仕組みになっています。

そこでキーとなるのが、MAVIAとRUBYという2つの通貨です。

詳細は次のトークン設計（Tokenomics）をご覧ください！

トークン設計（Tokenomics）

Heroes of Maviaには、MAVIAとRUBYという2種類のトークン、そしてNFTが用意されています。それぞれの役割は次のとおり。

MAVIAトークン

MAVIAはガバナンストークン機能や、NFTマーケットプレイスでの支払い、レンタル料の支払いなど基軸通貨として使われます。

発行MAVIAのトークン配分は次のとおり。

プライベートセール：37,500,000枚（15％）
エコシステムファンド：62,500,000枚（25％）
ステーキング報酬：62,500,000枚（25％）
チーム割当：55,000,000枚（22%）
アドバイザー：7,500,000枚（3％）
Play to Earn：25,000,000枚（10％）

RUBYトークン

RUBYはゲームプレイの報酬や、NFTの強化・レベル上げ、ゲーム内資源の購入など、ゲーム内で獲得したり消費したりするゲーム内通貨です。

つまり、ゲームをプレイすることで得られる報酬はRUBYということになります。RUBYは仮想通貨なので、実際に価格が付きます。発行上限はなく、ゲーム内のエコシステムにより自動的に増減します。

NFTについて

ゲームには3種類のNFTがあります。

Land（土地）
Heroes（ヒーロー）
Statues（彫像）

これらはMaviaマーケットプレイスで、MAVIAトークンを使って売買ができます。

そして購入したNFTは、RUBYトークンを使用してアップグレードができます。

このNFTを使ってゲームを進めるのです！ヒーローを成長させたり、相手を攻撃したり、防衛に成功することでRUBYを獲得します！

亮平

なるほど、やることは本当にゲームそのものなんだな！

そんなHeroes of Maviaのすごい点を3つ挙げます！

1．NFTとゲームの連携がすごい！

ちゃんとNFTを活用したゲームって、まだまだ多いものではありません。いやもちろん（古くはクリプトキティーズから）NFTを活用したゲームの流れはあるのでしょうけれど、Heroes of Maviaは過去のゲームを凌駕し、確実にNFTの使い方を洗練しに掛かってきています。

土地、ヒーロー、彫像といった各種NFTが戦略的に、複雑に絡み合います。

土地はすべての基礎となり
ヒーローをレベルアップさせステータス強化し
彫像で資源効率などをアップさせる

これらNFTのどれが欠けても、自分の基地を完全に守ったり、相手の軍隊を打ち破ることは難しくなるでしょう。そんな高い戦略性は、きっと世界中のゲーム愛好家に受け入れられるのではないでしょうか。

2．コミュニティの盛り上がりがすごい！

ここ、コミュニティのパワーが半端じゃありません。

運営が盛り上がるように仕向けているのはもちろんなのですが、やっぱりそれに呼応するように参加者が多いです。

Wow! Take a look at some of the art submissions from the Mavia Land Settler Program – Art Pool Whitelist 🎨

We are thrilled to have such a talented and passionate community – keep it up Mavians! pic.twitter.com/JB2Dn7gQcF

— Heroes of Mavia (@MaviaGame) January 8, 2022

公式ディスコードも1月19日時点で驚異の5.9万人。まだまだ増えてます。

もちろん日本語ルームもあるよ。にぎやかだね。

公式ディスコード
https://discord.com/invite/maviaofficial

さらに！定期的にコミュニティの参加特典として、ゲームアイテムの配布が行われています。1月13日時点ではすで2回目の参加特典配布が発表されています。

3．パートナー企業がすごい！

すでに多数のパートナーが発表されています。一言ずつコメントしたので、ぜひ雰囲気だけでも掴んでみてください。

Binance Labs

圧倒的な知名度。数多くの有望ベンチャーを支援するBinanceの投資部門。

Genblock capital

0xをはじめ100以上の有望プロジェクトを支援するベンチャーキャピタル。CEOはMaviaを「最も有望なプロジェクトの1つ」と評する。

Mechanism capital

主にDeFi分野をサポートするキャピタル会社。読み応えある厚重なレポートも多数。

Delphi digital

デジタル資産市場に関する機関グレードの分析を提供する調査会社。

Bitkraft

Modern Times Groupから輩出された優秀なesports特化型ファンド。

animoca brands

香港大手ブロックチェーンゲーム開発。国際オリンピック委員会（IOC）とも取引がある。

Alameda Research

取引所FTXの親会社。運用額が違う。

Yield Guild

Axie Infinityをはじめ多数のゲームと提携するギルド系DAO。

Exnetwork Capital

地方分権化運動におけるイノベーションへの資金提供に焦点を当てた投資会社。30以上のベンチャーに出資。

Double Peak

アジアを拠点とするファミリーオフィスの1つ。バリュー投資を志向し長期投資を行う。

赤さん

実力あるベンチャーキャピタルが続々と…！

これだけのコネクションがあれば、いよいよマイナーだったブロックチェーンゲーム・GameFiの概念がリアルワールドに浸透しはじめてもおかしくないのでは…！？

ほかにもまだまだ紹介したいことがあります！

競合他社（ライバル）との違い

唯一無二っぽく見えるHeroes of Maviaですが、GameFi元年とも呼べる2022年、ほかにもP2Eゲームは多数出てきます。

P2Eライバルがひしめく中、どのように差別化を図るのか！？調べてみました。

考えられた報酬設計

See the Alpha version of Mavia’s RUBY model. Our developers use this simulation to choose the exact RUBY amounts for in-game items and rewards, helping to keep the Mavia ecosystem balanced and sustainable.

This model is only growing by the day. 💪

A must-have for any P2E game! pic.twitter.com/gstRCE4OjG

— Heroes of Mavia (@MaviaGame) January 5, 2022

現在、ゲーム内経済の綿密な報酬設計がされているようです。

例えば確定している内容としては、取引所（DEX）で購入したRUBYをゲーム内に持ち込む場合、＋10％のボーナスが付きます。

逆にゲーム内のRUBYをウォレットへ持ち出す場合、15％の徴収が行われます。

意図としてはRUBYがゲーム内で使われやすく、ゲーム外に流出しにくい設計になっているようです。

つまりRUBYが持ち出されるたびに差し引き5％のBurn（焼却）が行われるというわけです。なるほど考えられてる！

ゲーム内の資産はどうしても現実の資産ともリンクするわけですから、こういったエコシステムが明示されたのは良いポイントだと思います。

AAAクラスのグラフィックス

公式から配信されているアセットを見てみてください。

アセット例

これらが実際のゲームでは3Dアニメーションとして描画されます。

普段スマホゲームをしている人からしたら「まぁ普通のグラフィックじゃん？」と思うかもしれません……

だけど、従来のブロックチェーンゲームは「イラスト絵」だったり「ドット絵」だったりが採用されることがたいへん多いです。理由としては制作コストの問題が挙げられると思います。

そうなると他の一般的なゲームと比べて、どうしてもクオリティでは見劣りがあります。ブロックチェーンゲームをプレイしたことのないユーザーがはじめて触れたときに「コンシューマゲームよりクオリティが低いな」「20年前のゲームかな？」と感じる場面があるかもしれません。

※個人的にはドット絵めっちゃ好きですよ！

Heroes of Maviaはなんとコアメンバーが60名、パートタイムなども含めると80名体制でゲーム制作を進めています。

絵柄だけなら他のゲームもあとで載せ替えができるとはいえ、スタートの段階からハイクオリティのアニメーションを実装するとしないとでは、やはり伝わる本気度が違います。この規模だからこそ出せるクオリティではないでしょうか。

マルチプラットフォームに対応

これも一般的なゲームなら「対応してて当然！」だと思われるマルチプラットフォームなのですが、ブロックチェーンゲームって意外とマルチプラットフォームに対応しきれていないことがあるんですよね、プレイできても挙動が不安定だったりします。

でもHeroes of Maviaなら安心。パソコン版はもちろん、モバイル版（iOS、Android）も提供予定です。どの端末からでもアクセスできるって重要です。だってベッドの中からもプレイしたいですからね〜。

さらに詳しい内容を知りたい方は、こちらのHeroes of Maviaドキュメント日本語訳をご覧いただくと理解が深まります！
＞【翻訳】Heroes of Maviaドキュメントの日本語訳

考察：ゲームプレイを頑張らなければならないのか？

結論：そんなことはない！

忙しい人も安心してください。Heroes of Maviaはヒーロー・土地などの貸し出しにも対応予定です。

土地や不動産を所有するオーナーが、経営者にビル・テナントを貸し出すのと同じで、自分のNFTを貸し出すだけでも収益は得られます。

しかもレンタルには種類がある

固定料金で基地を貸し出すレンタル方式と、基地が得た収益を折半するパートナーシップ方式がある。どちらがよいかはお好みで。

なので必ずしも自分でガツガツプレイしなきゃならない！ってわけではありません。

ただひとつ付け加えるなら、ゲームをプレイしているユーザーのほうが優遇される仕様になっています。

ゲームのプレイ時間や、基地に投資した資源の数に応じて基地の成長度が異なるためです。

「土地をたくさん持った資本家だけが得をするなんて不公平だ！ゲームを頑張っている人も報われる社会にしろ！」という意見はもっともだと思います。Heroes of Maviaがゲームプレイヤーをなんらかの形でさらに優遇する可能性も十分考えられます。すでに他でプレイヤー優遇のGameFi運営も出てきているしね。

私はもちろん、プレイしまくりますよ！