【第2回目】歌うと喋るの違いって?・鼻唇溝を鍛えるトレーニング
歌うと喋るの違い

あなたは、「歌う」と「しゃべる」の違いを説明できますか?

じつは両者の差は、はっきりと説明できます。

「身体で起きる、物理的な差」があります。

簡単にいうと、

  • 歌うときは声帯がパクパクする
  • 喋るときは声帯がパクパクしない

たったこれだけです。

言い換えるなら、歌う場合は「思い切り響かせる」のに対し、喋る場合は「純粋に音を出す」ことです。

歌を歌うときのように、身体全体で共鳴を出してしまうと、モワモワした聞き取りづらい喋りになってしまいますから、これは違います。

つまり、喋りには歌のような「響き」は不要です。

▼必ずしも大きく口を開ける必要はない

基礎トレーニングといった発声練習では、「大きく口を開けなさい」と指導されることが非常に多いです。

でもそれって、本当でしょうか?

いいえ、実は口は思い切り大きく開ける必要はありません

確かに、「あ・い・う・え・お」の母音(フォルマント)に限っては、喉から直接出る音なので、口を大きく開けて練習するべきです。

しかしサークル50音などの練習メニュー(さしすせそ、しすせそさ、すせそさし…と発音する練習)で、あ行以外を発声するときは、適切な口の大きさで十分です。

例えばサ行が「歯音」と呼ばれるように、歯に息を擦って出る音は、大きい口を開けるとサ行にならなくなります。

▼鼻唇溝(ほうれい線)を鍛えるトレーニング

表情豊かな人は、鼻唇溝(びしんこう、いわゆるほうれい線)が鍛えられています。

かくいうわたしも、パソコンの仕事をしていたり、そんなに人と話さない影響か、「鼻唇溝の動きが弱い」と指摘されました。

鼻唇溝を鍛えるトレーニングは、

  • おせんべいなど大きいものを大きな口を開けて食べる
  • 口を横に大きく開けて、両奥歯で割り箸をアムアムと軽く噛む

といったものがあります。

やってみましょう!