【お金を柿に例えてみた】あなたは柿が欲しいですか?柿の木が欲しいですか?

この記事は2019年8月13日に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

こんにちは。

渡辺亮平です。

1万円札は誰が持っていようと同じ1万円札です。

与沢翼が持っている1万円もホームレスが握りしめる1万円も、同じ1万円です。

でも、現在の残高によって、持っているお金の意味合いは違ってくるとわたしは考えてます。

使えるお金が100万円の方と、使えるお金が1億円の方では、その運用方法も使いみちも、まったく異なります。

資産1億円のひとが20万円のバッグを買ってもなにも思いませんが、資産100万円のひとが20万円のバッグを買うのは、やや滑稽だと思いませんか?

今回はそんな内容を、柿の木にたとえてみました。

INDEX
  1. 余剰金100万円は「柿の種」
  2. 余剰金1000万円は「柿の実」
  3. 余剰金1億円は「柿の木」
  4. おわりに

余剰金100万円は「柿の種」

あなたの100万円は柿の種です。「種銭」というものです。

いくらお腹が空いていても、その種を噛み砕いて、食べてしまってはいけません

できるだけ日当たりのよく、あなたの目の届く庭に種を植えて、大切に大切に育てあげてください。

ときどき鳥につつかれる恐れがありますが、そんなときはすぐに、安全な場所へ種を植えなおしてあげてください。

また、鳥につつかれるのが怖いからと土に植えなければ、種は種のままです。そのまま持っておいても芽が出ることはありませんし、種が2つに増えることもありません。

さらに種も生き物ですから、植えずに持っておくのもあまりいい判断ではありません。少しずつ腐ったり、芽が出づらくなります。

亮平
亮平
世界では年2%のインフレが起きています。100万円の価値は未来永劫100万円ではありません

余剰金1000万円は「柿の実」

おいしそうな柿の実が成りました

だけど、柿の木はまだか細く、頼りないです。

せっかくできた柿の実ですから美味しく食べてもいいけれど、種は残してあげてください。

また柿の実1〜2個では、今この場の飢えは凌げても、来年、再来年の飢えまで凌ぐことは難しいです。

来年も実をもたらしてくれるよう、引き続きお世話をしてあげます。

ときどき襲う台風や豪雨なども心配です。そんなときは手間がかかるでしょうが、苗ごと安全な場所へ移すことも必要です。

余剰金1億円は「柿の木」

おめでとう!

庭に立派な柿の木ができました

幹も太くて、しっかり地中深くに根も張っています。ちょっとの風雨では折れも倒れもしません。

毎年ダンボール10箱もの柿の実が採れます。実を食べても来年にはまた実が成ります

ですがシーズンごとに発生する落ち葉や虫害は変わらず心配です。樹木を専門にしている剪定業者などに任せるのも、とてもいい選択でしょう。

業者は面倒をみる見返りとして柿の実を1箱ぶん持っていきますが、あなたは毎年10箱ぶんの柿の実が採れますから、任せた方がずっと気が楽でしょう。

おわりに

あなたがいま持っているのは、柿の種ですか、柿の実ですか、柿の木ですか?

亮平は、
29歳まで柿の種を集めつづけて
30歳に柿の実が成って
31歳でぜんぶ失って
32歳で柿の実を取り戻しました

特に、うしなった種を取り戻すことは難しいです。柿の種はどうぞ大切に。

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