こんにちは。
渡辺亮平です。
カンボジアといえば、アンコールワットのあるシェムリアップや首都プノンペンを思い浮かべる人が多いですよね。
実はヨーロッパの人に人気のリゾート地があるのはご存知ですか?それはカンボジアが誇るシアヌークビルというビーチリゾートです。
日本ではまだ馴染みのうすいシアヌークビルについて詳しくお伝えします。
シアヌークビルはどんなところ?
シアヌークビルはカンボジアで第3の観光都市になります。カンボジアの南西部にあり、美しいビーチが広がるリゾート地で、まさにバカンスに最適な場所。
最近ではリゾート開発が進んでおりラグジュアリーホテルはもちろん、観光客が快適に過ごせる環境が整ってきてますので、比較的過ごしやすい地域となりました。
シアヌークビルには乗り継ぎが必要
残念ながらシアヌークビルには直行便は飛んでいません。
首都プノンペンからは車で4時間、またアンコールワット遺跡のあるシェムリアップからは飛行機で1時間で行けるため、2都市周遊される人も多いんです。
シアヌークビルはなんといってもビーチ
シアヌークビルの売りはエメラルドグリーンの海、そして約7㎞にも続くいくつものビーチです。マリンスポーツをしなくても、その景色だけで十分に満足するでしょう。
このシアヌークビルは、ドイツ・ベルリンで設立されたNGO団体「世界で最も美しい湾クラブ」にも選ばれた場所で、より人気を高めています。
シアヌークビルは国際港の街
シアヌークビルはカンボジアで唯一の国際港湾の役目も果たしています。コンテナの取扱量も増加傾向とのこと。そのため、施設の建設が必要で日本の支援もあり、無事多目的ターミナルが建設されました。
さらに日本の援助を受けて、新しいターミナルも建設予定。ますます発展していくシアヌークビル港は国際港としてふさわしい港に生まれ変わります。
またシアヌークビル港を運営しているシアヌークビル港湾公社という会社が株式を売り出しましたが、その半分は日本のJICA(国際協力機構)が買い取りしてるんですって。
シアヌークビルのおすすめのビーチ
美しい砂浜、長く続くきれいなビーチの中でもとくにおすすめのビーチをご紹介。観光客に人気のビーチはもちろん、穴場的スポットもありますよ。
ビーチによって雰囲気が違うのでお気に入りを見つけてみてください。
一番人でにぎわう「セレンティビティビーチ」
シアヌークビルの中心にあるセレンティビティビーチは一番人で賑わっているビーチ。
のんびり過ごしたい方には多少厳しいですが、レストランも多いため楽しく過ごせるビーチとなっています。
めいっぱい騒ぎたい?そんな方におすすめのビーチですよ。
サンセットを見るなら「ビクトリービーチ」
シアヌークビルの中心部から少し離れていますが、地元の人も利用しバックパッカーにも人気のビーチです。
ローカルな雰囲気も味わえますが、一番のおすすめはサンセット。シアヌークビルで最も北に位置するため美しいサンセットが見れると人気のビーチなんです。
きれいな夕日と片手にビール、なんて贅沢な時間なんでしょう。
夜のライトアップは最高「オートレビーチ」
家族連れにもっともおすすめなのが、このオートレビーチ。このビーチ周辺にはリゾートホテルも多く建ち並びビーチへのアクセスも最高です。おしゃれなカフェなども多くあるため飽きることはないでしょう。
またこのビーチは夜はライトアップされるため幻想的な雰囲気がいい感じ。カップルにも夜はおすすめですね。
欧米人に大人気の「オーチュティルビーチ」
こちらのビーチも人気で人が多いですが、まわりにはゲストハウスも多いため比較的安上がりで楽しめます。
近くにはバーもあり華やかな雰囲気のビーチ。
ビーチに飽きたらナイトマーケットもあるので買い物も楽しめますよ。
シアヌークビルはなんといっても海鮮!
シアヌークビルは海に面した都市のため、新鮮な海鮮を思う存分食べられます。レストランはもちろん、ビーチでBBQも出来るのでまるでキャンプに来たみたい。
少し観光客価格になっているかなという印象はありますが、ビーチを目の前に食べる新鮮シーフードは格別です。
シアヌークビルの経済は右肩上がり?
現在、建設ラッシュが続いているシアヌークビルは、カンボジア内でも経済成長を迎えている都市とも言えます。
2015年頃から始まった中国の巨大プロジェクト『一帯一路』の影響で、2018年にはカジノだけで40あまりも建設されました。また中国の企業も100社以上進出しており、中国一色といっても過言ではありません。
シアヌークビルの市街地は建設ラッシュで、大型の工事関係車両がつねに走っています。
日本企業もシアヌークビル開発には多数参入しています。ネピアのティッシュペーパーで有名な王子製紙㈱や、電力事業で丸紅㈱など、名だたる企業も。
のどかなだったビーチリゾートも一変し、ここ数年で一気に変貌を遂げています。
まとめ
都会からの喧騒から離れ、ゆったり贅沢なときを過ごすにはぴったりのリゾート地です。
隠れ家的リゾートとして名高いシアヌークビルですが、まだまだ日本での知名度は低いと言わざるを得ないでしょう。
しかし先ほどご紹介したとおり、カンボジアのリゾート開発はものすごい勢いで進んでいます。
知名度が低いというのも、今年で終わりではないでしょうか。